盗聴器発見業務を行う業者には「探偵」と「専門業者」があります。
盗聴器発見業者として開業を目指しているなら、
探偵として他の調査業務を行いながら盗聴器の発見調査を行うか、専門業者として盗聴器発見のみを業務として行っていくのかで必要になる資格やスキルに違いがあります。
まず、探偵として他の調査業務を行いながら盗聴器発見業務もする場合、探偵業者として活動するための登録が必要になるため、公安委員会へ探偵業登録の届けを出さないといけません。
この登録が出来ていないと、探偵として調査業務を行うことが出来ません。
盗聴器発見専門業者として開業を目指している場合では、探偵のように登録は必要ありませんが、いくつかの資格を持っているのと持っていなのでは、扱える業務に違いがあります。
盗聴器発見調査では、盗聴器から発信されている周波数を傍受することで、盗聴器の有無を調べます。
周波数を傍受するだけなら、一般の人でも発見機器を購入して調べることが出来ます。
しかし、盗聴器発見調査のプロとして働く場合、傍受するだけでなく、取り付けられた盗聴器の除去も出来ると業務の幅が広がります。