どんなときに、盗聴器が仕掛けられているのではないかと疑ったらいいのでしょうか?
きっかけになる出来事や、盗聴器が仕掛けられたときに起こる変化には次のようなものがあります。
など
このような出来事・変化があれば、盗聴器が仕掛けられているかもしれないと疑ったほうがいいでしょう。
などの方法を挙げることができます。
自分の目で盗聴器を探すでは、盗聴器が仕掛けられることが多いコンセントや電源タップ周辺に怪しい物が無いか調べてみる方法で、誰でも試すことができる方法です。
自分の目で盗聴器を探す場所として、よく盗聴器が仕掛けられる場所、または偽装盗聴器にどのような物があるのかを知るために、特に注意して探してもらいたい場所と物が下記になります。
このように偽装された盗聴器は、見た目では本物と見分けが付かない物、また、本物を改造している物がほとんどです。
参考:盗聴器は偽装される?時計やコンセント等に偽装した盗聴器の種類そのため、偽装盗聴器を自分の目だけで探すのは限界があるため、盗聴器発見器を使った調査を試します。
携帯電話やテレビ、ラジオ・音楽プレーヤーなど音を出す機械で、会話中に雑音が混じっていたり、テレビを見ていると音声とは違う音が紛れていたり、音楽が不自然なところで切れて聞こえたりしないかをチェックします。
このような雑音があった場合、それらの機器が盗聴器の電波を拾っていることが予想されます。近くの怪しい場所を目視や市販の盗聴器発見機で探します。
昨今は市販で盗聴器発見機を購入することができます。
数千円から数万円と比較的安価に購入が可能です。
盗聴器発見機を使って、怪しい電波が発信されていないかを確かめます。
ただし、弊社が所持しているような業務用の高性能な機材とは性能に大きく差が出るため、市販の盗聴器発見気では見つけられない盗聴器もあります。
盗聴に使われる周波数の中でも、盗聴6波と呼ばれる有名な周波数があります。
ほとんどの盗聴器発見器は、この6つの周波数を傍受できますが、実際の盗聴発見では盗聴6波だけを調べるのでは不十分です。
なぜなら、盗聴に使われる周波数は盗聴6波だけではありません。
盗聴に使われる周波数はラジオなどに使われるFM帯から、携帯電話に使われる高速データ通信周波数など、いろんな周波数があります。
盗聴器発見器の性能もピンキリですから、すべての盗聴周波数を市販されている手頃な盗聴発見器1台で調べるのは不可能です。
そのため盗聴器発見業者は、複数の盗聴器発見器を使って盗聴器を探します。
しかし、一般の方に業者と同じ方法で盗聴器を探そうと思っても、費用などの理由で実現は難しいと思います。
盗聴器の中には、盗聴周波数が異なるもの以外にも、市販の盗聴器発見機では見つけられないものがあります。
それが「ステルス盗聴器」です。
ステルス盗聴器の代表なものとして、
があります。
リモコン式盗聴器は、スイッチのオン・オフを自在に操ることができる盗聴器です。オンになっているときは電波を拾うことができますが、オフになっているときには電波が発せられないため、盗聴器発見機に引っかかりません。
スクランブル盗聴器は、一定間隔で周波数がコロコロ切り替わる盗聴器です。周波数があちこち変わるため、一般的な盗聴器発見器で見つけることは困難です。
ステルス盗聴器の発見には、専門の機材が必要になります。
盗聴器発見器を購入しようと考えている方は、盗聴器の周波数やステルス盗聴器についてよく調べてから購入を検討してください。
でないと、せっかく購入した盗聴器発見器では、盗聴器を見つけられませんでした、ということになりかねません。
コンセント周りや電源タップは、解体しないと中まで見ることができないため、適当に解体してしまうと感電する危険もあり、そもそも解体には資格を持った専門家にしてもらう方が安全です。